【仁の映画鑑賞文】JOKER【ネタバレあり】

映画

こんにちは、未夕 仁です。

こちらは「仁の映画鑑賞文」です。
映画を見ていない友人に教えるノリで、ネタバレを混ぜつつ感想を綴っています。
ネタバレゼロで見るのが一番楽しいと思うので、これから見にいく予定の人はそっ閉じして映画館へいきましょう。
観終わったら、ぜひ戻ってきてください。

公開から少し遅れてですが、「JOKER」を見にいきました。

目次

  • 「笑えないコメディ」
  • 誰でもJOKERになり得る?
  • 過去を呪って環境を憎んだ先にあるもの
  • さいごに

「笑えないコメディ」

ツイッターで見かけた感想がしっくりきたのでまず貼っておきます。

この映画は、ひたすら気分が落ち込む、一人で見に行かない方がいい、余裕がない人は見るな、といった注意喚起をする人が多いことからもわかりますが、全体を通してめちゃくちゃ暗いです。

世の理不尽をまとめて煮詰めたような作品。

主人公のアーサーをはじめとして、コンプレックスや貧困、格差社会に苦しむ人々がリアリティを持って描かれています。
私もうつの経験から、過去の自分と重なる部分があり、思わず泣いたり目を伏せたりしました。

しかし、クライマックスはまさに「コメディ」でした。

・・・・・・今まで見せられたのは、なんだったんだ?
・・・・・・私は、何を見ていたんだ?

本当のコメディなら、オチとともに笑いが上がり、拍手の中幕が降りるものですが、そこには笑いも拍手もない。

ただ、全部、JOKERの手のひらの上だった。

これに関しては、こちらの記事の記述が最高です。
ぜひ読んでみてください。

誰でもJOKERになり得る?

鑑賞後、頭の中で映画の内容を反芻していたのですが、

「JOKER」とは、誰か特定の人物ではなく、概念のようなものではないか

・・・と私は考えました。

初めは主人公であるアーサー自身がJOKERだと考えていました。作中でも「JOKERと呼んでほしい」とアーサーが頼むシーンもあるので、それが自然だなと。

しかし、アーサーが最初に犯した殺人をきっかけに街にピエロが増えていくのを見ていると、誰しもが笑顔の仮面を被ってJOKERになってしまうことを暗示しているのではないかと思うようになりました。

逆に、アーサーがJOKERにならないこともあり得た。

街の子供に仕事道具を壊され上司に叱責を受けなければ、同僚に護身といわれて拳銃を渡されなければ、拳銃を持ち歩かずに閉まっておけば・・・、

すべて、「もしも」の話でしかないのですが。

過去を呪って環境を憎んだ先にあるもの

私もうつの経験があると言いましたが、それには様々な要因があって、どうすれば避けられたのかそもそも避けられるものだったのかはわかりません。

運良く、今では比較的前向きに物事を考えることができるようになりましたが、時々、過去を全部消し去って都合の良い記憶に置き換えたくなります。

いなくなりたい、なんのために生きているかわからないと言うと、どうしてそんな風に考えるのかわからないと言われることもあります。

私は、今まで自分の存在意義を疑うことなく生きてこれた人が羨ましいなと思います。

最後に

映画を見た人に、ぜひ聞いてほしい曲があります。
(ボカロなので好みが分かれるかもです)

私が知っている曲の中で、個人的に「JOKER」のイメージにあっているのではないかな〜と思います。

目次の「過去を呪って環境を憎んだ先にあるもの」というのも、この曲からです。

物騒な歌詞が含まれているのですが、「JOKER」自体がR-15指定の映画なので特に何か心配する必要はないかなと思って貼っておきます。

曲の歌詞をどのように受け取るのかは、聞いた人次第なので。

それではよりよい人生を。